2021/06/29 17:44


「ブランド戦略研究会」第1回~5回までメインの講師を務めて頂きましたのは、㈱資生堂・元社長/現相談役の末川久幸氏(写真右)です。今回で最終回ということもあり、鯖江市牧野市長(写真左)もお礼とご挨拶に駆けつけて下さいました。
これまで、資生堂のマーケティングやWEB作成のプロ・担当者を毎回代わるがわる講師としてお連れ頂き、内容の濃い勉強会を行って頂きました。
今回も資生堂関連子会社・企画部部長の築山氏、ヘルスケア事業部長の七野氏、商品開発Gの荒木氏、販売戦略Gの栗田氏、セールスレディの大濃氏などにも同席して頂き、資生堂式の企画や販売でのノウハウをお教え頂きました。



まず今回の講義にはめがね産業のルーツを「おしょりん」という小説で執筆した藤岡陽子氏と、その題材となった老舗企業・増永眼鏡㈱・現社長の増永宗太郎氏、小説内の準主役・増永幸八氏を曽祖父にもつ㈱コーチ・エイの大谷恵氏(妹さんも同席)らにより、福井の眼鏡産業の原点を知り、またものづくりとはの真髄を共に考えました。



また、今回の特別講師として与那国薬草園㈱の社長・杉本和信氏を遠路はるばる沖縄・与那国島よりお迎えしました。この方は与那国島の島興しのために奮闘し、島ならではの長命草という自然の島草を資生堂と組んで青汁などへと商品化し、今や島の一大農業生産品へと押し上げつつあります。これらのブランド化や地域創生のついては、共通する課題ともいえ大変為になるお話をお聞かせ頂きました。
末川氏をはじめ資生堂の方々には、これまで本当に貴重な講義&勉強会を開催して頂き、言葉では語り尽くせないくらいの感謝を申し上げたいと存じます。
我々はこの鯖江市をはじめ福井県をものづくりの一大産地として全国に発信し、ここで学んだブランド化に必要な視点や分析力などを今後も活かして真剣に取り組んで参りたいと考えております。
今後の成果を楽しみに見守ってくださり、そしてまた是非この後も福井のことに少なからず関わってくださいませ。
改めまして、主催の福井県中小企業団体中央会の芹沢氏をはじめ関係各位に感謝申し上げます。本当に有難うございました。